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光秀が口丹波の拠点として築城、往時を偲ばせる石垣
織田信長の命を受けて丹波攻略中であった明智光秀が、天正5(1577)年頃、丹波攻略の拠点とするため保津川を北に望む小高い丘に築城しました。光秀は、近隣の村々から人々を呼び寄せ、城下町を形成しました。天正8(1580)年に丹波国を拝領した光秀は、本格的な城下町の整備と領国経営に着手しますが、そのわずか2年後に「本能寺の変」が起こります。城主の光秀は間もなく羽柴秀吉に敗れ、逃走中に討死にしました。亀山城はその後、羽柴秀俊(小早川秀秋)によって修築され、慶長15(1610)年、岡部長盛の代に天下普請により近世城郭としての亀山城が完成します。この築城にあたっては城づくりの名手・藤堂高虎が縄張りを務め、五重の層塔型天守が造営されました。明治維新以降廃城処分となり、所有者が転々としました。紆余曲折の末に荒れ果てた城跡を宗教法人大本が入手し、現在に至ります。石垣は大本によって修復されており、総合受付で見学を申し込むと内堀跡や本丸付近の石垣を見学することが可能です。
住所 | 亀岡市荒塚町内丸1 |
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お問い合わせ | 0771-22-5561(大本本部) |
交通 | JR嵯峨野線(山陰本線)【亀岡】駅下車 徒歩10分 |
亀岡は知る人ぞ知る京野菜の名産地
亀岡市は京野菜の一大産地です。豊かな自然環境やおいしい水に恵まれている亀岡では、古くからみず菜や壬生菜、九条ねぎや賀茂なす、聖護院だいこんなどの京野菜が栽培されてきました。京野菜がブランド産品化され、ブームになる中で、京都府内最大の売場面積を誇るファーマーズマーケット「たわわ朝霧」などの直売所が相次いでオープン。京野菜を使った料理やケーキ、クッキー、ムースなどのスイーツを提供するお店もあります。
光秀の首塚が残り、初夏には桔梗が咲き乱れる
明智光秀の首塚が祀られ、命日にあたる6月14日に回向が行われます。また、亀岡光秀まつりの際には、ここで追善供養が行われます。境内やその周りには、いつの頃からか明智家の家紋でもある桔梗が植えられるようになり、毎年初夏になると桔梗が咲き乱れるところから、「桔梗寺」とも呼ばれています。
住所 | 亀岡市宮前町猪倉土山39 |
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お問い合わせ | 0771-26-2054 |
交通 | JR嵯峨野線(山陰本線)【亀岡】駅から京阪京都交通バスで約25分[猪倉]下車 徒歩5分 |
縁結びの神として有名な丹波国一宮
丹波国一宮で、祭神の三穂津姫命(みほつひめのみこと)が天照大神(あまてらすおおみかみ)から大国主命(おおくにぬしのみこと)の妃神として遣わされたことから、縁結びの神として有名です。
現在の本殿は足利尊氏によるものといわれ、重要文化財に指定されています。毎年4月18日に花鎮祭で奉納される出雲風流花踊りは、雨乞いの神事が起源とされ、花笠に狩衣・水干・白足袋姿の踊り手が小太鼓をたたきながら踊る姿は、優雅なものです。
住所 | 亀岡市千歳町千歳出雲 |
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お問い合わせ | 0771-24-7799 |
交通 | JR嵯峨野線(山陰本線)【亀岡】駅から亀岡市ふるさとバスで約10分[出雲神社前]下車すぐ |
湯の里でほっこりと山峡の情緒にひたる
亀岡市の中心部から西へ約7キロの静かな山あいにある京の奥座敷です。
その歴史は古く、はるか戦国時代、傷ついた武将たちが刀傷を癒したとの伝説を残す古い温泉郷で、山峡のいで湯を彩る澄んだ空気と四季折々の自然景観やしっとり落ち着いたたたずまいは、都会では味わえない素朴な風情が漂っています。数々の伝説が残る周辺の史跡に往時を偲び、自然の恵みそのままの味覚のもてなしに心からくつろぎを感じることができます。泉質は単純弱放射能泉(天然ラジウム温泉)で神経痛や筋肉痛、関節痛、冷え性、慢性消化器病などに効能があるとされています。
住所 | 亀岡市薭田野町芦ノ山流田3-1 (湯の花温泉観光旅館協同組合) |
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お問い合わせ | 0771-22-5645 (湯の花温泉観光旅館協同組合) |
交通 | JR嵯峨野線(山陰本線)【亀岡】駅から京阪京都交通バスで約20分[湯の花温泉]下車すぐ |