寛永行幸四百年祭一年前記念シンポジウム「屏風から見る寛永行幸」のお知らせ

寛永行幸四百年祭実行委員会(事務局:京都府)では「寛永行幸」※から四百年の節目を迎える令和8年度に「寛永行幸四百年祭」を開催します。
このたび、その一年前を記念して「寛永行幸」が描かれた「二条城行幸図屏風」を題材としたシンポジウムを9月6日に開催しますので、ぜひご参加ください。
※寛永行幸
寛永3年(1626年)9月に大御所・徳川秀忠と3代将軍・徳川家光の招きに応じた後水尾天皇による二条城への行幸。当時最大級のイベントであり、書物や絵巻などに記録に残され、後世に語り継がれてきた。「二条城行幸図屏風」(京都市指定文化財、泉屋博古館所蔵)には、行幸の行列とそれを見物する多くの民衆が描かれている。
1 日時
令和7年9月6日(土)13時30分~16時30分(開場 13時)
2 場所
京都府公館 レセプションホール(京都市上京区 一条下る龍前町590−1)
3 内容(予定)
(1)趣旨説明「寛永行幸四百年祭」について
(2)講演「二条城行幸図屏風の絵画的特質」
講 師:実方 葉子氏(泉屋博古館学芸部長)
(3)講演「『二条城行幸図屏風』から見た有職と装束」
講 師:山科 言親氏(衣紋道山科流若宗家、山科家30 代後嗣)
(4)講演「都市民が見た二条城行幸」
講 師:西山 剛氏(京都文化博物館主任学芸員)
(5)講演「二条城行幸 絵画と記録」
講 師:松本 直子氏(元離宮二条城事務所学芸員)
(6)パネルディスカッション、クロストーク
登壇者:実方 葉子氏、西山 剛氏、松本 直子氏、山科 言親氏
※五十音順
4 参加方法
専用サイトから申込
URL https://peatix.com/event/4513425/view
5 定員
先着90名
6 参加費
無料
7 主催等
主催:寛永行幸四百年祭実行委員会(文化庁連携プラットフォーム内)
共催:Living History KYOTO
協力:泉屋博古館
【参考】
○ 寛永行幸四百年祭実行委員会
「寛永行幸四百年祭」の実施を通じた「寛永行幸」及び「寛永文化」の普及・啓発や二条城の新たなブランドの確立等により、京都をはじめとする日本の伝統文化の継承や担い手の育成、伝統産業の振興等をつなげ、「文化と経済の好循環」を実現し、その全国のモデルケースを創出することを目的とし、文化庁連携プラットフォーム内で組織した団体。
○ 文化庁連携プラットフォーム
文化庁京都移転の意義の実現に向けて、文化庁との連携による新たな文化政策の展開や、世界に向けた日本文化の発信等を行政、経済界、文化団体等が一体となって展開し、日本文化の国際的な価値を高めることを目的とし組織した団体。
詳細情報
関連ファイル |
0906「屛風から見る寛永行幸」.pdf |
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