
岡田鴨神社
賀茂氏族の祖神として崇神天皇御世(前97年~前30年)の創祀と伝わる。当社は京都・下鴨神社(賀茂御祖神社)の元宮で延喜式内社の古社である。祭神は八咫烏が化身の賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと...
賀茂氏族の祖神として崇神天皇御世(前97年~前30年)の創祀と伝わる。当社は京都・下鴨神社(賀茂御祖神社)の元宮で延喜式内社の古社である。祭神は八咫烏が化身の賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと...
良い香りがある風景を選ぶ環境省の「かおり風景100選」に選ばれた平等院表参道の商店会160mには宇治茶の老舗のほか、食事処、喫茶、雑貨店、土産物店などが軒を連ね、茶を焙じる香ばしい香りが漂っている。
貞観元年(859)の創建。奈良大安寺の僧行教が宇佐八幡神を勧請したのが始まり。嵯峨天皇の離宮があったところから、この名がつけられた。中世には商業組織の「座」の中でも最大の「油座」の本拠地がおかれ...
芸妓さん・舞妓さんと花街の文化を、わかりやすくご紹介。西陣織や京友禅の着物などの衣裳、花かんざしやお化粧道具など貴重な資料を多数展示しています。芸妓さん・舞妓さんによる舞の鑑賞の他、庭園や大劇場...
芭蕉の高弟、俳人向井去来の草庵跡。庭は俳句の花の庭と呼ばれ、四季折々の花が咲く。裏の墓地には去来墓がある。
京都三熊野の一つ。神木の梛はかつて紀州熊野詣でや伊勢参宮などの際に禊の木として用いられていたといわれる。現在も「あらゆる苦難をなぎ倒す」ことで信仰を集めている。また、裏手の若王子山山頂市営の墓地...
快慶作、宝冠阿弥陀如来坐像や土佐光起・光成の襖絵がある。
東海道五十三次の西の起点。現在の橋は、天正18年(1590)に豊臣秀吉の命で改築された木橋の面影を残しており、高欄の擬宝珠14個はその当時のもの。橋の全長は74m。橋上からは比叡山、北山、東山な...
1367年(貞治6年)に室町幕府管領の細川頼之が宗鏡禅師を招いて建立した臨済禅の寺院。勧請開山は夢窓国師で、一休禅師が幼少時を過ごした寺でもある。境内が広く竹林で覆われていることから竹の寺とも称...
祟神天皇の時代、四道将軍丹波道主命が出雲より八知矛神(大国主命)を迎えて神谷の地に祀り、道主命亡き後、人々がこれを追幕し現在地に神社を創建し、道主命所有の「国見の剣(くにみのつるぎ)」を神霊とし...
聖武天皇が龍神から御請来された如意御神器「打出」と「小槌」を祀るために開基された。天王山の麓にあり、俗に宝寺とも呼ばれ、多くの寺宝を有する。本尊十一面観音菩薩像、三重の塔、閻魔大王坐像は重要文化...
泉涌寺の塔頭の一つである雲龍院では、庭を眺めながらお抹茶が賞味できる。(点(たて)出し) 〈写経〉一般対象 随時実施(27日以外)9時~15時受付。お清め~写経~抹茶・お菓子で約1時間半。写経会...
京都五花街のひとつで、長さ550m、幅2m足らずの通り。英語のポイント(先)やポルトガル語のポント(尖り)が語源で、先の細い道を表している。昔ながらの料亭やお茶屋さんが建ち並び、四条河原町のにぎ...
祇王寺は「平家物語」で知られる祇王が、平清盛の寵愛を失い、妹の祇女、母の刀自(とじ)とともに出家し、入寺したところといわれている。萱葺きの草庵には本尊大日如来と、祇王らの木像が安置されており、苔...
白河院は現在、日本私立学校振興・共済事業団の京都宿泊所となっている。庭園は東山を借景とし、琵琶湖疏水を引き入れた池泉回遊式の山水庭園で、作者は7代目小川治兵衛。(通称「植治」)築山や松の大木等を...
蓮華寺は江戸時代のはじめに加賀前田家の家老・今枝近義によって洛中からこの地に移された。境内には六角形の笠をもつ蓮華寺型石燈篭や石川丈山作の池泉観賞式庭園があり、全体的にしっとりとした情緒が漂う。
南丹市日吉町の中央部にあり、慶雲年間(704~708)の創始と伝えられている。現在の本殿は、宝暦5年(1755)の二間社流造りの建物で、丹波地方最大級の規模を誇っている。また、国の無形民俗文化財...
伊根浦から経ヶ岬へ行く途中に、日本最古の「丹後風土記」に描かれている浦嶋子(浦島太郎)の物語の舞台となった浦嶋神社がある。この神社は天長2年(825)当時の丹後の豪族であった浦嶋一族の業績をたた...
醍醐天皇が生母の菩提を弔うために建てたのがはじまりと伝えられる。氷室池を中心とした庭園は、平安時代風の雅かな雰囲気。水面には赤や白の睡蓮が、また池辺には紫色のカキツバタが咲くなど、四季それぞれに...
永観2年(984)、比叡山・常行堂にあった阿弥陀如来像を移して開いたとされる。正しくは「真正極楽寺」といい、広々とした閑静な境内には本堂(重要文化財)や三重塔、総門、元三大師堂、鐘楼堂(上記四棟...
東山のふもとに建つ閑静な古刹。仁寿3年(853)真紹僧都によって創建され、貞観5年(863)清和天皇より禅林寺の定額を下賜。諸堂は、おおらかな自然と一体となった長い回廊で結ばれている。重要文化財...
青蓮院は天台宗の京都五箇室門跡寺院の一つで、天明8年(1788)の大火により御所が炎上した際、後桜町上皇は御所として青蓮院に避難されたことから粟田御所ともよばれている。比叡山の東塔の青蓮坊が寺の...
天平元年(729)に聖武天皇の勅願で建立されたと伝えられる。深い緑につつまれるように立つ三重塔や古色を秘めてたたずむ本堂の風景からは、山寺の風情が感じられる。山門の入り口には、船のかたちをした岩...
天龍寺の東に建つ開山堂で、建武2年(1335)、後醍醐天皇が第2皇子・世良親王の菩提を弔うために建てられた。嵐山のにぎわいにもおかされず静寂さを保つ境内には枯山水の龍華三会の庭があり、その奥には...